2021-05-12 第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
○江田(憲)委員 当時を思い起こしますと、衆議院の内閣委でしたね、担当委員会は。たった五時間三十三分、強行採決でした。まあ、強行採決自体は安倍政権で乱発されましたから、別に驚くことではないんですけれども、しかし、私、本当に驚いたのは、連立与党のパートナーである公明党さんが党議決定をする前に強行採決をした。 私も行政官、政治家として、もう四十年以上この世界におりますけれども、普通、生命倫理とか、党というよりも
○江田(憲)委員 当時を思い起こしますと、衆議院の内閣委でしたね、担当委員会は。たった五時間三十三分、強行採決でした。まあ、強行採決自体は安倍政権で乱発されましたから、別に驚くことではないんですけれども、しかし、私、本当に驚いたのは、連立与党のパートナーである公明党さんが党議決定をする前に強行採決をした。 私も行政官、政治家として、もう四十年以上この世界におりますけれども、普通、生命倫理とか、党というよりも
○江田(憲)委員 おはようございます。立憲民主党、江田憲司でございます。 実は国土交通委員会で質疑するのは初めてでございまして、この場を設けていただいた委員長を始め、与野党の理事の皆さんには特に感謝を申し上げたいというふうに思います。 さて、本日は、カジノ、IR問題一本に絞って、担当の赤羽大臣に質疑をさせていただきたいと思います。 このコロナ禍の下でとっくに諦めたと思っていたカジノ、IR、私の
○江田(憲)委員 飲食店で感染防止策が十分でなかった。飲食店のせいですか。国民のせいですか。気温がどうした。気候のせいですか。自分の責任じゃないんですか。私は本当に違和感を今感じましたね。 これは、はっきり申し上げると……(発言する者あり)
○江田(憲)委員 おっしゃるとおり、昼夜分かたず一生懸命対応されているんでしょう。しかし、こういう危機対応につきましては、頑張ったけれども駄目でしたは、もう通用しないんですね。よく政治は結果責任と言われますけれども、これが厳然たる結果だということですが、それでは、その要因、なぜ八割以上の方が亡くなるような事態を招いたのか、その要因をどう分析をされておられますか。
○江田(憲)委員 総理、連日お疲れさまでございます。 ただ、この国難に対処できる権限、予算、お金を持っておられるのは総理大臣だけなんですから、本当にもう少し危機意識を持って対応していただきたいと思うんですね。その意味で、今日も厳しいことを申し上げるかもしれませんけれども、御容赦いただければ幸いでございます。 さて、まず、このパネルを御覧いただきたいんですね。総理にとっては御覧になりたくない数字かもしれません
○江田(憲)委員 是非、しっかりとした答弁、お願いをしたいというふうに思います。 我々立憲民主党、ほかの野党もそうだと思いますけれども、このコロナ対応で与野党の別はないと思っております。ましてや、この問題で政局にしようなんて、毛頭ございません。 そういう思いでこのパネルを御覧いただきたいんですね。 昨年春から、我々は真摯に提案をしたり、議員立法を作って国会に提出してまいりました。このパネルだけで
○江田(憲)委員 いろんな問題に、多岐にわたっておりますから、同じような質問というのは当たらないんですが。 今日、ちょっと、だから提案なんですけれども、総理、もう今日、紙を見て答弁するのをやめませんか。官僚が作成した答弁書を読んでも国民に伝わりません。私も、紙を用意していますけれども、見ずにやりますよ。ただ、数値とかデータとかそういうのは御覧になって結構ですから、是非、御自身の言葉で今日答弁されませんか
○江田(憲)委員 立憲民主党、江田憲司でございます。 今日は、菅総理のコロナ危機対応に対する国民の皆さんの率直な疑問、思いというものをぶつけてまいりたいと思います。 総理、内閣支持率が急落をしておりますね。要因はいろいろあると思いますけれども、なかなか総理のメッセージが国民に伝わらない、御自身の言葉で語りかけない、そういうことも一因ではないかと思うんですね。 たしか、私がこの場で、臨時国会、秋
○江田(憲)委員 総理は、俺がやると言えばやるんだと周辺の方によく口癖のようにおっしゃるという、私も多少存じ上げておりますが、ぶれない政治家ですよ、菅義偉さんは。腹がくくれる政治家ですよ。しかし、これは国民のためになることにくくっていただけりゃいいんですけれども、国民のためにならないことに腹をくくっていただくと、こんなに厄介な政治家はいないと思っています。 その象徴的事例が学術会議の任命拒否の問題
○江田(憲)委員 こう見渡してみても、総理ほか橋本政権で初当選の方は大勢いらっしゃいますし、党の方でも総務会長、政調会長、選対委員長。今、本当に残念なことに亡くなられましたけれども、草葉の陰で橋本総理もお喜びなんだろうなと御推察申し上げます。 自民党では珍しい、二世でも三世でもない、たたき上げの苦労人の総理大臣であられますから、ぜひとも国民目線で、特に庶民や社会的に弱い立場に置かれている方々に寄り
○江田(憲)委員 このたび、衆参合わせて百五十人規模で新たなスタートを切りました立憲民主党、江田憲司でございます。 まず冒頭、このコロナ禍で亡くなられた方々に心から御冥福をお祈り申し上げますとともに、困難な状況にあられる全ての方々に、皆さんにお見舞いを申し上げたいと思います。対応に万全を期して、一刻も早い収束に向けて、我々も全力で取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
○江田(憲)委員 そういうことであれば、これは結果が出ますから、五月六日に。抑え込めなかったということであれば、本当に責任をとっていただきたいですよ。 安倍総理は、何ですか、最低七割、極力八割、人と人との接触を減らすとおっしゃっているんでしょう、目標を掲げられた。それはよしとしましょう。しかし、私に言わせれば、それを達成する手段が伴っていないじゃないですか。 要は、今は、外出自粛要請だけにとどめようというのが
○江田(憲)委員 この法律は、確かに、国が緊急事態宣言、地域を限り、期限を切ってやる。その上で、具体的な緊急事態措置は、原則、都道府県知事に任せているんですよ。 私に言わせれば、皆さん方が急に四月七日になって対処方針を変えて、国との協議なんという文言を入れた。国との協議が必要なら、この法律は百条になんなんとしている法律ですから、当然、法定して書くんですよ。書いてないでしょう。それは、背景には地方分権
○江田(憲)委員 おはようございます。 閣僚の皆さん、政府参考人の皆さん、本当に連日お疲れさまでございます。 さて、新型コロナウイルス、安倍政権の一連の危機対応、拝見をいたしておりますと、何としてでもこのウイルスを封じ込める、感染拡大を収束させる、そうした覚悟がなかなか見えないんですよね。何か、経済や財政の事情を優先して、国民の命を守ることが二の次になっているような、そういうことを感じざるを得ません
○江田(憲)委員 あなた自身のことを聞いているんです。普通、常識、モラルを持った総理大臣であれば、しかも八百人ですよ、普通呼ばないでしょう。常識で考えてください。それを聞いている。なぜそれを呼ばれたんですか。 招待基準が曖昧だ何だというものは、歴代政権もあったんですよ。なのに、あなたはそれだけ呼んだことを聞いている。どうして呼ばれたんですか、疑惑を招くような、李下に冠を正すようなことをどうしてされたんですかということをお
○江田(憲)委員 私の答えになっていないじゃないですか。 普通の人なら、総理大臣なら、容易に想像できるんですよ。権力の私物化だ、税金の私物化だという批判を容易に想像できるじゃないですか。だって、地元後援会の人を税金で賄う行事に呼ぶんですから。それを聞いているんですよ。どういう発想で、あなたはそう呼ぼうと思われたんですかと聞いているんです。端的に答えてください。
○江田(憲)委員 立憲民主党・国民・社保・無所属フォーラムの江田憲司でございます。 まず冒頭、新型肺炎、きょう、報道によりますと、中国では死者八十人に上ったと言われております。状況も刻々変化をしている。そういう中で、ぜひ安倍総理、政府の皆様にお願いをしたいことは、中国政府に対して外交ルート等々を通じましてしっかり正確な情報の提供を要請をしていただきたい、そしてその情報を迅速に国民の皆さんに提供していただきたいというふうに
○江田(憲)委員 じゃ、設置派と言いましょう。それはいいんですけれども、要は、この基本方針案を見ても、このカジノ、IRを設置して、将来、六千万人、外国からインバウンドに資するようにするんだという基準もあるじゃないですか。 だから、結局、経済成長でいえば、例えばこう考えればわかる、昔、大規模小売店舗が来たでしょう。特に自民党の皆さん、苦労されたと思うんですよ。大規模小売店舗が来て、地元商店街がシャッター
○江田(憲)委員 昨日、事務方には同じ言葉を出してレクしたんですけれども、カニバリゼーションというのは共食い現象というんですよ。全く聞いたことないですか。 カジノにはそういうカニバリゼーション、共食い現象があるんだということが海外で実証されているんですよ。例えば、ニューハンプシャーの州政府の正式な統計ですけれども、ニューハンプシャーというのは周りの州が結構カジノを導入しているものですから、それを解禁
○江田(憲)委員 江田憲司でございます。 まず冒頭、委員長を始め理事の皆様には、こうした質疑の機会を与えていただきまして、本当にありがとうございます。 さて、私は、八月二十二日に突然市長がカジノ誘致表明をした、その横浜市民の一人なんですね。よく推進派の方は、カジノというのはIR面積の三%にすぎないんだ、IRなんだとおっしゃるわけですけれども、お二人の大臣御承知のように、そのIRが成り立つのは、カジノ
○江田(憲)委員 残念ながら亡くなられました翁長知事、就任した、たしか当選されたのは二〇一四年の十二月。やっと総理がお会いになったのは、ここにもあるように、二〇一五年の四月十七日ですよ。これも、私は不思議なんですよね。 普天間基地の代替機能の確保というのは、国家安全保障上の課題ですよね。その知事がかわったとなれば、私の感覚では、むしろ総理の方から沖縄に出向いていって、国の問題なんだ、最重要課題なんだ
○江田(憲)委員 総理、あの時代の政権がよかった悪かったとか、あの政権と比べていいだ悪いだと、過去のことは国民の皆さんにとってはどうでもいいことなんですよ。国民にとって必要なことは、これからの日本はどうなのか、我々の経済はどうなるんだ、生活はどうなるかなんですから。 私、以前もこの場で言った覚えがあるんですよ。総理大臣ですから、トップリーダーですから、もっとディグニティーというか、威厳と品格を持ってやってほしいんですよ
○江田(憲)委員 立憲民主党と今同じ会派を組んでおります無所属フォーラムの江田憲司でございます。 きょう、本題に入る前に一つちょっと申し上げたいこともあって、総理にお聞きをしたいんですけれども。 先日の本予算委員会で岡田克也議員との間で、党大会で総理が、悪夢のような民主党政権、こうおっしゃったんですかね。その悪夢とは何ぞやとか、取り消せとか、そういうやりとりがあったと思いますけれども、そのとき安倍総理
○江田(憲)委員 ちょっと大臣は認識が申しわけないが甘いと言うしかないんですね。シンガポールのあそこを見れば、確かにそういう面もあるでしょう。しかし、後ほど紹介させていただきますが、私が江原ランドに昨年行ったときの惨状、もう目を覆うばかりでしたよ。本当にこういう町にしていいのかという思いを私、強く持って帰ってまいりましたので、ちょっと今のは、申しわけないけれども。 大臣は、江原ランドはごらんになったことがありますか
○江田(憲)委員 ちょっと、真正面からお答えになっていない。そういう以前に、大臣の、政治家というか一人の国民として、こういった、御承知のように、日本の歴史は、賭博は御法度だったんですね。そして、いろいろな事情があって、後にも議論しますけれども、公営ギャンブルというのが認められていることは事実であります。 それから、今おっしゃったように、カジノは面積は確かに三%しか占めていませんが、しかし、どこのカジノ
○江田(憲)委員 おはようございます。無所属の会の江田憲司でございます。 まず、きょうは一時間十分も望外のお時間をいただきまして、心から感謝を申し上げます。 毎回、予算委員会では、六分でやれとか十五分でやれとか、さんざん時間に追いまくられておりますが、本当に、各党各会派、特に理事の皆様には心から御礼を申し上げたいと思います。 そして、私は余り細かいことはお聞きしませんので、ぜひ、大臣としての、
○江田(憲)委員 何を言われても、八田座長が現に会見をされているメモもありますし、動画もありますから、しっかり見ていただきたいと思います。 さて、パネルに単純・受託収賄罪の要件を書かせていただきました。 きょう、刑事局長、おいでになっておりますね。公務員がその職務に関し賄賂を収受した場合、この賄賂について、その定義と、私の理解では、これは金銭の授受は必須ではないということなんですが、その確認と御答弁
○江田(憲)委員 その、半年前に云々と、いつもそう答弁されるんですが、私は、岩盤規制にドリルで穴をあけることは大賛成ですよ。問題は、加計学園しか通れない穴をあけたから問題じゃないかと言っているわけで、もうその抗弁はやめていただきたいと思いますね。 それから、私の五月十四日の予算委員会の答弁で、相変わらず総理は、八田座長の、プロセスは一点の曇りもないんだ、私は影響力を行使したことはないんだ、有識者議員
○江田(憲)委員 無所属の会、江田憲司でございます。 総理、この加計問題ですが、もう詰んでいるんじゃありませんか、将棋でいえば。裁判に例えると、もう証拠固めがほぼ終わって、あとは本人自白だけがない状況、そうじゃありませんか。 これまで出てきた事実、文書、証言をもとに、なるべく論理立てて、筋道を立てて御説明いたしますので、皆さんお聞きいただければと思います。 先週出てきた愛媛文書で、二月二十五日
○江田(憲)委員 私も、役人を二十年やりました。海部、宮沢政権、橋本政権と官邸におりましたね。その常識として、全く受け入れられません。 ワーキンググループの皆さんがしっかり働いていただく、それは大切なことですよ。しかし、ワーキンググループというのは、あくまでもワーキング、前さばきをやって、この本諮問会議に上げるための判断材料をそろえる。そうして、諮問会議、議長たるあなたが務めるこの会議で決めた上で
○江田(憲)委員 またおかしなことを聞きましたね。国家戦略特区というのは総理主導の仕組みですと、内閣府のホームページの資料に載っているじゃないですか。そして、最終的には総理が決断する。これは明確ですよ。 それから、これをごらんくださいよ。さっきから違和感が大きい。だって、諮問会議というのは、確かに民間議員の方もいらっしゃる、この二〇一六年当時は七名、しかし一方で、政府関係の閣僚委員も七名いる。そして
○江田(憲)委員 冒頭、北朝鮮問題等々、内外の諸課題が山積しているにもかかわらず、私もきょうもこの問題を取り上げざるを得ない、本当に残念でなりません。 ただ、加計問題は、総理のお友達なら甘い汁が吸えるのか、利権にあずかれるのかという、まさに政治、行政の公平性、公正性、透明性という根幹にかかわる問題でございますから、きょうも、真相解明のために十五分間やらせていただきたいと思います。 まず、きょうもそうですが
○江田(憲)委員 あなたは以前、総理秘書官は多忙で、多くの人に会うので、一々その記憶はしておりませんみたいな言いわけをされていましたけれども、そういう中で三回も、しかも一回一時間半も会うというのは、どうしてそんなサービスをされたんですか、総理秘書官、奥の院の黒子が。
○江田(憲)委員 指示もないのに、きょうびっくりしましたけれども、三回お会いになっているんですね。私、てっきり四月二日だけと思ったら、三回お会いになり、かつ、四月二日は一時間半お会いになったんですか。
○江田(憲)委員 柳瀬さん、御無沙汰しています。 これまでの御答弁を聞いていますと、私の総理秘書官としての常識に反することばかりで、本当に正直驚いていますよ。 あなたは、一年生で入ってこられたときから知っていますけれども、そのときには青雲の志を持って役所に入った。総理秘書官以前にあなたは官僚、役人であり、公僕であり、全体の奉仕者なんですから、国民全体の利益のことを考えてぜひ答弁をいただきたいというふうに
○江田(憲)委員 ぜひそうしていただきたいと思います。 そこで、先月、一部報道ではありますが、お二方の拉致被害者の方の情報が報道されたんですね。 三月十六日の共同通信の報道では、拉致被害者に認定されている田中実さんが、実は、北朝鮮が二〇一四年、日本側との接触で、入国していた、我々の立場では入境していたと伝えていたことが十六日わかった、しかも日本政府関係者が明らかにした、こういう報道なんですね。
○江田(憲)委員 まあ節目節目も大事なんですけれども、やはり、定期的に決めて、いろいろな情報があろうがなかろうが、政府の姿勢として提供する、そういうことでぜひぜひやっていただきたいと思うんですが、どうですか。
○江田(憲)委員 まず、拉致担当大臣にお聞きをいたします。 昨年末、拉致被害者の家族会の皆さんにも当委員会に来ていただきまして、私も質問をさせていただいたんですが、先ほど本多委員も触れましたけれども、とにかく、家族の皆さんにとって、どんな小さな情報でも、被害者の消息情報でも、喉から手が出るほど欲しいんだ、ただ、残念ながら、政府からは十分な情報がもたらされていない、特に横田早紀江さんはそうおっしゃっていましたけれども
○江田(憲)委員 いやいや、あなたが改ざんに関与していなかったら、秘密にするでしょうか、そんなこと。当たり前じゃないですか。だから、これは本当に違和感があります、非常に。 で、あなたの場合は、断言答弁って多いんです。昨年、政治家の関与は一切ございません、記録は全部廃棄しましたと。普通、私も官僚出身ですけれども、官僚答弁というのは、後々何か起こったことに備えて逃げ道をつくるものなんですよ。 あなたの
○江田(憲)委員 いやいや、あなたがもし改ざんに関与していないとすれば、あなたは部外者なんですよ。こんな改ざんというのは、大っぴらにやりませんから、密室でやるんですよ。唯一あなたが関与しているときだけ、いろいろ関与していたけれども、どこからも関与も圧力もありませんでしたといって初めて断言できるじゃないですか。 だったら、何で、私が知る限り関与はありませんでしたという答弁じゃなくて、全て見ましたけれども
○江田(憲)委員 これまでの佐川さんの証言を聞いておりますと、私には、もうこの問題は自分一人が責めを負っていこうという、何か決意というか覚悟みたいなものが感じられるんですよ。それがあなたの美学かもしれませんが、国民の理解は到底得られないということをはっきりまず申し上げたいと思います。 そして、委員長にお願いをしたいことは、議院証言法の訴追のおそれというのは、高裁の判決が出ていまして、これは、具体的
○江田(憲)委員 それでは、全容解明が図られ、それに基づき財務省という組織の立て直し策というものができた暁には、麻生大臣も辞任をされる、こういう理解でよろしいですか。
○江田(憲)委員 物事の本質がそれぞれ異なるというのは大臣おっしゃるとおりでありますが、あのときは大臣はどちらにいらっしゃったんですかね。たしか、三塚大蔵大臣が辞任をされ、小村事務次官が辞職をされました。これは責任をとって辞職をされたわけです。 そういう意味で、これも大臣、何度も聞かれて恐縮ですけれども、ちょっと改めて麻生大臣のお考えをお聞きしたいんですけれども、いろいろ責任のとり方はあると思います
○江田(憲)委員 おはようございます。きょうは、わざわざ時間をおとりいただきまして本当にありがとうございます。 大臣にまずお聞きをしたいんですけれども、最近、公文書の改ざん問題が起こって、よく二十年前の大蔵省の過剰接待スキャンダルと申し上げますか、あの不祥事との比較というか、そういうものが取り上げられるようになりましたね。今回の公文書の改ざん問題というのは、まさに民主主義の根幹を揺るがすような、もっと
○江田(憲)委員 今の御説明は、多分そのとおりなんでしょう。 ちょっとこのパネルをごらんいただきたいんですが、それだけにとどまっていないんですよ。 これは、これまでの国会審議で、慎重に私も事実に限って列挙しました、事実に限って。 安倍昭恵夫人がどういう関与をしていたか。申し上げたとおり、一、二はもう申し上げましたね、名誉校長に就任をし、そこには顔写真とメッセージも寄せ、このパンフレットに基づいて
○江田(憲)委員 総理夫人のところにはおびただしい数のいろいろな要請、要望が来ますよね。祝電をくれ、祝辞をくれ、講演に来てくれ、挨拶に来てくれ、果ては、顧問になってくれ、肩書を貸してくれ、いっぱい来るんですよね。そうしたときに、これも安倍総理の御認識、御夫人のことですから、どうさばいておられたんですか。 私は、当時、夫人担当として厳に戒めていたことは、総理夫人といえども、どうしても第三者、国民から
○江田(憲)委員 江田憲司でございます。 きょうは、私としては珍しく、政策物ではなくて、初めて森友・加計問題をやらせていただきたいと思います。 と申し上げますのも、私は、総理も御承知のとおり、昔、自民党、官邸で総理大臣の秘書官もやらせていただきましたし、同時に総理夫人担当でもございました。そこでさせていただいた経験に照らしてみて、どうしてもこれまでの国会審議における安倍総理の御答弁、御説明に納得
○江田(憲)委員 最後に、九七年当時、橋本総理もいろいろな水面下の交渉をされておられました。その過程において、我々は、九七年当時でございますけれども、横田めぐみさんは確実に生きておられた、そういう確信を持っていたということだけを最後申し上げて、私の質問を終わりたいと思います。 どうも皆さん、ありがとうございました。
○江田(憲)委員 先ほど、荒木参考人も、今、漂着、漂流してきた船員から徹底的に、被害者の皆さんの写真も提示しながら情報収集をしろという御指摘もありました。西岡参考人からも、生存情報だけではなくて所在情報が大事なんだというお話もありましたから。我々野党議員ができることは非常に限られておりますけれども、その点を安倍総理にしっかり指摘をし、やっていただくように。そして、個別の機密は確かにいろいろありますよ
○江田(憲)委員 無所属の会の江田憲司と申します。 きょうは、参考人の皆さん、本当にありがとうございます。 いまだ拉致問題、被害者の皆さん全員の帰国が実現をされていないということは、本当に、私も含め、与野党別なく政治家全体の責任だと思っております。 特に、家族会、救う会の皆さん、活動されてことしが二十年ということでございますが、二十年前といえば一九九七年、橋本政権の時代でございまして、私は実は
○江田(憲)委員 民進党の江田憲司でございます。 前川参考人、あなたとこういう形で相まみえるとは本当に思いませんでした。あなたは村山富市内閣の文部大臣秘書官、私は通産大臣秘書官ということでお知り合いになった以来の関係でございます。 当時、思い起こせば、金融接待スキャンダル、大蔵接待疑惑、官僚への風当たりが非常に厳しい、私も官僚でしたね、秘書官として。あなたもそうでした。そういった官僚バッシングの
○江田(憲)委員 本当に多くの国民が期待をしていますから、その費用負担、必要があればしてもいい、都以外も、そういう思いもあると思うんですね。だけれども、重要なことは、早く決着させていただきたいんですね。 我々が周りから見ていると、何となく登場人物の人間関係がぎくしゃくしているというのが見えるんですよ。それで、いわゆる官邸に近いと言われている政治評論家の方がテレビに出てこられて、私が言っているんじゃないですよ
○江田(憲)委員 今年度内に決められるということですね。そして、東京都があくまでも主催なので、東京都なんだと。丸川大臣のこれまでの御発言も、森会長の御発言を見ても、そうおっしゃっている。大臣は、何で国なんですか、都が負担するんじゃないですかという発言もあるので。 我々民進党が昨年末に政府からヒアリングした結果も、新国立競技場は建設費は国立ですから国が持つ、それ以外は負担をするつもりはございませんという
○江田(憲)委員 民進党、江田憲司でございます。 ちょっと、十二時からの休憩まで十二分しかございませんので、まず、昨今、もしかしたら国政よりも注目されているかもしれない都政関連で、二つ取り上げたいと思います。 一つ目は、国民の非常に期待の強い東京オリンピック・パラリンピックの費用負担の問題につきまして、御案内のように、昨年末、組織委員会の方で、最大一兆八千億円経費がかかるという試算が出ました。そのうち
○江田(憲)委員 それでは、日銀総裁、来ていただいていますからお聞きします。 先週発表された長短金利操作つき量的・質的金融緩和というのは、本当にわけがわからない、まるで建て増しを重ねた温泉旅館みたいなもので、これはほとんど国民の皆さんはわからないと思うので、ただ、具体的なことはまた同僚議員が聞きますから、余りここに時間をかけられないので端的にお答えいただきたいんですが、これは、日銀の金融政策は量的緩和
○江田(憲)委員 ちょっとすれ違いなんですが、私が言いたかったことは、安倍政権の成果として誇っておられたアベノミクスの果実、税収増も行き詰まってしまったということを象徴的にあらわしているんですね。まあ、それはいいでしょう。順次検証してまいります。 最初に私の立場をはっきりさせておきますと、今、ここにパネルを出させていただきましたけれども、私は、第一の矢、金融緩和の矢は、確かに一本目は飛んだ、カンフル
○江田(憲)委員 民進党の江田憲司でございます。 本日は、アベノミクス、金融、財政、経済政策につきまして、総理と生産的な議論をしたいと思います。 過去のことはいろいろお互い言いたいことがあると思います。いろいろな統計数字もあると思いますけれども、これからが大事でございます。多くの国民が、そうはいっても景気回復を実感していない。各種世論調査を見ましても、アベノミクスに期待するか、アベノミクスで景気